ヤミハタ、静岡の由比港で釣れた。

【動画の説明】静岡県由比港でマハタに似た魚を釣りました。アオハタとの混血かな？と小さいしリリースしようとしたところ、ハタは混血も多いけど北上分布が見られるので少し違うかもと念のため自宅へ持ち帰り水槽へ。観察して調べたところ南方の小型種である「ヤミハタ」と判明しました。沖縄に多く住み、九州までよく釣果で見かけれるそうです。近畿や関西、四国ではよくマハタの子供と思われて混同しまいがちだそうですが、小さくても意外と成魚に近かったりするのでヤヤこしい。もりあがったおでこ、鰓蓋に黒斑、顔に白筋、頬に歌舞伎風の模様、釣り場では小さいし動きまくるので模様が正確に分からず、こうやって生かして持ち帰って水槽で見るとよく分かります。

死滅回遊魚として出現したのか、温暖化の影響なのか。釣りのサイトでも静岡で釣れた記録はありませんでした（マハタとの勘違いは発見）。いやぁ驚きました。リリースは本来の棲家ではないため悩みますが、飼育するにしても観賞魚として地味ですし、ハタらしく縄張り意識があると混泳チャレンジが難しそうなので専用水槽を宛がわないといけないですし困りました。頭部が大きいので賢い魚かも！大きくなって人慣れしたら「なでなで」チャレンジできるかも！？クエやイワナのように犬猫みたいに慣れるかもと期待したりなんかして（飼育目的を強引に見出す作戦）。