“神様”釣り人が行方不明 付近に長靴くわえたクマが 一体どこに…ハンター出動
湖には3隻の船があり、中には駆除されたクマが載せられているとみられる。
14日、北海道・幌加内町の朱鞠内湖で釣りをしていた50代とみられる男性が行方不明になった。
行方不明になった近くではクマが目撃されていた。
釣り人などが訪れる朱鞠内湖では、14日のクマ出没を受け、立ち入りが規制されていた。
行方不明になった男性は、この湖で10年以上釣りをしている常連だったという。
行方不明の男性を知る人「超ベテランだから散々教わって。北海道生まれ、北海道育ちの釣り好きの人。大げさに言えば神様みたいな。ここに来ている釣り人はベテランが多い。釣りの経験を散々してきた人が多い。クマの怖さは、自分があっていなくても、すごくよく知っている」
男性は14日午前5時ごろ、観光施設の職員が運転する小型船に乗り、1人で釣りに向かったとみられている。
そのおよそ5時間後、職員が船で迎えに行くと男性の姿はなかった。
その時、職員は胴長と呼ばれる釣り用の長靴をくわえているクマを目撃。
その後の警察などの捜索で、男性のライフジャケットやリュックが発見された。
そして15日午後、クマの駆除を目的におよそ15人のハンターたちが島へ上陸するため出発した。
捜索が始まると、ハンターらは人体のようなものを発見。
さらに、体長およそ1.5メートルのクマが見つかり、駆除された。
そして午後4時50分、駆除されたクマが岸に到着した。
大人が複数人で運び出すほどの大きさだった。
警察では、くわしい状況を調べることにしている。
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