見える跡から逆算する驚きの実釣数
堤防でアオリイカを狙う釣り人にとって
足元に残る黒い墨跡は「釣れた証」そのもの。
しかし、目に見える跡は実際の釣果の何%を表しているのでしょうか。
最新のAI推計をもとに、墨跡から逆算した実釣数の目安を徹底解説します。
墨跡が残る確率はわずか20〜35%
・アオリイカが岸に上がる際に吐いた墨が
そのまま堤防に残る確率は20〜35%。
・つまり、5〜8割は水中で吐いたり
釣り人の処理方法で跡が残らないのです。
・近年はタモ入れ直後にイケスや袋へ移して
岸上で墨を吐かせない釣り人が増えていることも
残存率を下げる大きな要因になっています。
墨跡から釣果を逆算する基本倍率
AIが全国の堤防データを分析した結果
見える墨跡数 ×3~5倍が標準的な実釣数の目安となりました。
条件別の目安は以下の通りです。
条件 実釣数=墨跡数×
晴れ続き・清掃なし(標準) 3~5倍
雨後・清掃直後 8~15倍
コウイカ混在(墨量多め) 2~4倍
倍率が変動する主な要因
・天候:雨や波で墨が流されると倍率は上昇
・清掃:港湾管理による高圧洗浄後はほぼリセット
・釣法:イカを水中で締めるヤエン・ギャフ回収では跡が残りにくい
・時間:72時間以上経つと乾燥・潮で跡が薄くなり検出率が下がる
逆算の計算式
釣果推定 = 墨跡数 × 基本倍率M × 補正係数K
・基本倍率M(目安)
-標準=4
-雨後/清掃後=10
-コウイカ混在=3
・補正係数K
-観察から24〜48時間以内=1
-72時間超=0.7
-週末など釣り人多い日=1.2
-干満差大で濡れやすい岸壁=0.8
計算例
晴天が続いた月曜朝に墨跡50を確認
M=4、K=1
推定釣果=50×4×1=約200杯
種別ごとの墨跡化率
・アオリイカ=20〜35%
・コウイカ(モンゴウ)=35〜50%
・ヤリイカ・スルメイカ=10〜20%
コウイカは墨量が多く岸に跡を残しやすいため
倍率が低め(2~4倍)になる傾向があります。
まとめ
・堤防に残る墨跡は実釣数の1/3〜1/5が基本線
・雨後や清掃後は1/8〜1/15にまで下がり
実際の釣果は墨跡の8〜15倍に達することも
・迷ったら「標準=×4」で見積もり
雨後や清掃直後は「×10」を上限目安に
堤防の墨跡は釣果を想像するヒントですが
見える跡だけでは実態の半分も分からないことを覚えておきましょう。
和歌山の釣太郎です。https://tsuttarou.info/
みなべ店前堤防でアジ爆釣しています。丸アジが多いのですが、底には真アジが群れています。
白浜町は見草堤防でも、アジはよく釣れています。
「きれいな海を見たら、久しぶりに釣りがしたくなったけど、竿もない」
「白浜温泉に来たけど、時間があるからちょっとだけ魚釣りをしたい」
「子供が急に釣りをしたいと言い出した」
「アジが釣れている、って聞いたから」 等等
魚釣りは気軽にするもの。
でも竿やリール、仕掛けが面倒、という人の為に「釣場直行セット」なるものを作りました。
竿がある人、持っていない人もOK。
市販の仕掛けはかなり煩雑な為、できるだけカンタンにしました。
サビキ仕掛け、ショアジギングセット、 ライトワームセットが現在ありますが、これから幅広く充実させていきます。
春先にかけて、西高東低の気圧配置になりやすく、北西風が強い日が多いです。
波が出る風ではないので、うまく風裏を見つけて釣りをすれば快適に竿を出せます。
おすすめのポイントなどはこちら
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