大雨でつり掘りも被害　ニジマスやイワナが流出　秋田市　復旧作業続ける中…残った魚で“つかみ取り”企画 (2023/08/01 19:15)

秋田市の釣り掘りではかき入れ時の夏休みを前に記録的な大雨が襲い飼育していた多くの魚が流されました。ただ厳しい状況の中でも少しずつ前に進んでいます。

およそ６０年前にオープンした秋田市山内の「藤倉つり掘センター」は手ぶらでイワナやニジマスを釣ることができる家族連れに人気のスポットです。
特に夏休み期間中は書き入れ時ですが今回の大雨で２０００匹あまりいたニジマスとイワナの半数が川に流されてしまいました。わずかに残った魚も日に日に元気がなくなってきています。
デザイン会社を経営するかたわらセンターを運営する永井光雄さんは残った魚に触れてほしいと週末につかみ取りを企画しています。つかみ取りした魚は通常よりもお得な料金となっていて炭火焼きは休止しているため持ち帰りとなります。
泥を被った設備も多く８月末の通常営業再開をめざしていて復旧作業が続きます。