東海地方・和歌山県に遠征して釣った紹介をします。
最初は静岡県の3つの河川と浜名湖に釣行して、浜名湖でハイプレッシャーなチヌに喰わせた3つのテクニックを解説します。
<静岡県の釣り方>
衛星写真とストリートビューだけで釣り場を選定して、現地では自転車等でチヌを探し回り、見えると1枚釣るか、または、見えなければ釣りをせずチヌの痕跡を調査して、次のポイントへ移動するランガンで静岡県内の3つの河川と浜名湖を釣り歩きます。
<1枚目>
【狙い】
石際で休むチヌ
【釣り方】
1)チヌが休んで居る石の上にカニをチヌに気付かれない様に横の釣りで着底させます
2)石の上からチヌの側面にカニを落とす縦の釣りを行います
3)チヌは沈むカニを発見すると、警戒せず自然な動きで喰っています
4)喰い終り移動したところで合せます
【竿の長さ】
護岸壁は約4mと高く竿は6.3mを使います。
【釣り場について】
遠征前に事前にストリートビューで確認した通り護岸壁の際に石積みがあって、護岸壁には低い塀が付いており、釣り人が見え難くチヌに近付き易い護岸構造になっています。
また、衛星写真と、ストリートビューで橋の欄干の隙間から護岸壁を確認すると、水深が浅いと推測できます。
<2枚目>
【狙い】
餌を探してゆっくり移動するチヌ
【釣り方】
1)チヌの斜め横1.5mに打ちます
2)少し見え難い尾ビレ付近にカニを寄せます
3)カニに気付いて振り返って喰います
4)喰い終り移動したところで合せます
【合せタイミング】
理想はゆっくりチヌが移動始めた時ですが、居食いの場合は口をパクパクして喰っている時はチヌが小刻みに動きていますが、喰い込むとゆっくりした動きになった事を見極めて合せます。
【竿の長さ】
背後のコンクリート壁にカモフラージュで同化して釣る事ができるため、竿の長さはカニ打ち精度を高くできる6.3mから5.3mに変更します。
竿の長さの選択は、釣り場の状況に合わせてチヌが逃げ難い距離を見計らって出来るだけ短い竿を選択します。
<3枚目>
【狙い】
休んでないが留まっているチヌ
【釣り方】
1)チヌの斜め前方2mにカニを打ちます
1)チヌは着水音に気付いてカニに気付きゆっくり近付きます
2)チヌの動きを見ながらゆっくり逃げるように誘います
3)チヌがある程度近付くと、カニを速く逃げる様に誘います
4)チヌは逃げるカニを逃がすまいと、反射的に本能で喰ってきます
【テクニック】
チヌが見えているから出来る誘いテクニックです。
カニを着水させた後に、チヌは着水音に反応しカニに気付き警戒しています。
この場合は、誘わずチヌの動きの様子を見ながら誘うタイミングや誘い方を駆使して喰わせます。
3枚目は、すっぽ抜けたが警戒するチヌの動きを見ながら喰わすテクニックを解説します。
<浜名湖の感想>
浜名湖はチャンスがあれば、魚影は濃く見えチヌ釣りができる場所も、ストリートビューと衛星写真から推測して無数にあるようで、1日かけて数釣りを楽しみたいです。
<静岡県で見えチヌ釣り>
3本の河川は濁りもあって、チヌは見つからず痕跡も少なため竿は出さずじまいでした。
太平洋に面した河川は、四国や九州の河川と同様にチヌの魚影が薄いと感じています。
浜名湖は2ヵ所で釣りましたが、何れもチヌの魚影は濃いが濁りがある為、水位が1m以下の浅場で見えチヌの数釣りを楽しめそうです。
●見えるチヌを前打ちによる釣る方法を紹介したSNS(note)を開設しています。
YouTubeに掲載した多くの動画の中から関連する動画をまとめて、初心者にも分かり易い様に図解を付けて順次公開しています。
コメント