全国初　熊本県上天草市が「公式釣り人」を募集

1年を通し多くの釣り客で賑わう上天草市。
（上天草市企画政策課　飯野亮主任）
「本当にたくさんの方々に来ていただいていて気軽に楽しめるレジャーの1つだと思っています」

上天草市にとって釣りは大事な観光資源の1つですが、その一方で問題となってきたのがお弁当などのゴミや釣り具の放置、迷惑駐車など釣り客のマナーです。

「いろんなことで地域の方にご迷惑をかけて、地元の方にあまり好ましく思われていないこともありました」

全国各地で問題になっている釣り客のマナー。

閉鎖されてしまった釣り場もあると言います。

「上天草市では今のところ、釣り場を閉鎖する話はないが、このままゴミが増えていった時にもしかしたら閉鎖という判断をしなきゃいけない場面も出てくるのかなと」

この問題を解決しようと今回募集されているのが、全国で初めて自治体が公認する釣り人、「上天草市公式釣り人」です。

公式釣り人になるための認定試験を受け合格すれば、SNSや釣り雑誌で地域の釣り情報の発信や、釣りマナーの啓発などに取り組みます。

応募した男性は…

（「公式釣り人」に応募明瀬智博さん）
「地元の方にも釣り人をもっと好きになってほしいし釣り人の人たちにももっと地元のことを理解して欲しいのでそういった広報や周知が出来たらいいなと思って、今回応募させていただきました」

募集期間は今月末までです。