はじめに
釣り人にとって「波の状態」は釣果や安全性を左右する重要な要素です。
特に風波とうねりの違いを理解しておくことで、快適かつ安全な釣行が実現できます。
この記事では、釣り初心者でもわかるように「風波とうねりの違い」を徹底解説し、実際の釣りへの影響や注意点も合わせて紹介します。
風波とは?|風が作る短くて不規則な波
● 風波の特徴
・風によってその場で発生する波
・波長が短く、ピッチが速い(細かくチャプチャプ)
・強風時や突風時にすぐに立ち上がる
・波の向きが風向きと一致する
・風が止めばすぐに収まる
● 釣りへの影響
・堤防や磯では表面の波立ちでアタリが取りづらい
・仕掛けが流されやすくなる
・波しぶきや水しぶきで危険度アップ
・風速5〜7m以上で釣りにならないことも
うねりとは?|遠くの低気圧が生んだ周期の長い波
● うねりの特徴
・遠方の台風や低気圧が原因で発生した波
・風が吹いていなくても届く(晴れていても要注意)
・波長が長く、周期がゆっくり(ドーン、ドーンと寄せては返す)
・一見穏やかでも、岸で突然大波になることがある
● 釣りへの影響
・磯場では高波に注意!足元を洗われる危険も
・堤防やテトラでの釣行時には、周期的な大波で転倒の危険
・仕掛けやウキが周期的に上下し、アタリが読みづらい
・特に南紀など外洋に面した釣り場ではうねりの影響が大きい
「風波」と「うねり」の見分け方
比較項目 風波 うねり
原因 現地で吹く風 遠くの台風や低気圧
波の周期 短く細かい(チャプチャプ) 長く大きい(ドーン)
波の方向 風と同じ方向 風と無関係の方向から来ることも
風が止んだ後 すぐに収まる 数日続くことも
危険度(磯) 波しぶきに注意 不意の高波に要注意
なぜこの違いが重要なのか?
釣り人が知らずに「うねり」がある日や、「風波」が急に強くなる日に釣行してしまうと、命に関わる事故にもつながりかねません。
特に、南紀・伊豆・日本海側などの磯場では、うねりによる事故が毎年報告されています。
また、釣果面でも波の種類によって仕掛けや釣り方を工夫する必要があります。
実際の釣行ではどう対応すべき?
✔ 風波がある日は…
・風裏ポイントを選ぶ(堤防の内向きや山に囲まれた漁港)
・軽い仕掛けは避けて、重めのオモリを使う
・風速チェックは必須(5mを超えると釣りにくい)
✔ うねりがある日は…
・うねりの向きと釣り場の向きを確認
・テトラや磯場は避け、安全な堤防で釣行を
・波の周期が長い日は数分に一度の高波に注意
まとめ|風波とうねりの違いを知れば、釣果と安全がアップ!
釣りにおいて「風波」と「うねり」の違いを理解しておくことは、釣果アップだけでなく命を守ることにもつながります。
天気予報や波高データだけでなく、現地での観察と事前の情報収集も大切です。
釣り人の基本知識として、ぜひ覚えておきましょう。
和歌山の釣太郎です。https://tsuttarou.info/
みなべ店前堤防でアジ爆釣しています。丸アジが多いのですが、底には真アジが群れています。
白浜町は見草堤防でも、アジはよく釣れています。
「きれいな海を見たら、久しぶりに釣りがしたくなったけど、竿もない」
「白浜温泉に来たけど、時間があるからちょっとだけ魚釣りをしたい」
「子供が急に釣りをしたいと言い出した」
「アジが釣れている、って聞いたから」 等等
魚釣りは気軽にするもの。
でも竿やリール、仕掛けが面倒、という人の為に「釣場直行セット」なるものを作りました。
竿がある人、持っていない人もOK。
市販の仕掛けはかなり煩雑な為、できるだけカンタンにしました。
サビキ仕掛け、ショアジギングセット、 ライトワームセットが現在ありますが、これから幅広く充実させていきます。
春先にかけて、西高東低の気圧配置になりやすく、北西風が強い日が多いです。
波が出る風ではないので、うまく風裏を見つけて釣りをすれば快適に竿を出せます。
おすすめのポイントなどはこちら
https://tsuttarou.info/%e5%8c%97%e8%a5%bf%e9%a2%a8%e3%81%ab%e5%bc%b7%e3%81%84%e6%bc%81%e6%b8%af%e3%83%bb%e5%a0%a4%e9%98%b2%e3%83%bb%e5%9c%b0%e7%a3%af/
お天気が落ちの場合は臨時休業となります。
事前にホームページ、ブログで告知しておりますので、悪天候時は事前確認お願い申し上げます。
釣太郎HP https://tsuttarou.info/
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