美しい青色の水が広がる、いの町本川の「中の川川」(なかのかわがわ)。
4月から、新潟県のアウトドアメーカー「SnowPeak(スノーピーク)」が運営を始めた管理釣り場です。長さおよそ5kmにわたる渓流をそのまま釣り場に活用していて、アメゴやイワナといった魚を釣ることができます。
釣りは1日10人までの予約制。現地にスタッフはいませんが、事前に専用アプリで遊漁権を購入する仕組みです。また、魚を守るため針に返しがない疑似餌のみを使用し、釣った魚は全て放流する「リリース専門」のルールを徹底しています。
◆野中麟太郎 記者
「釣りに挑戦してみようと思います」
この日は雨が降り続き、足元が滑りやすくなっていましたが、初心者でも入りやすいという上流のポイントに入り、実際に釣りを体験してきました。
魚がルアーを追ってくるものの、なかなか食いつかない時間が2時間ほど続き、諦めかけていたその時…。
◆野中記者
「アメゴが釣れました!」
釣れたのは、鮮やかな色をしたアメゴ。結局、この日は2匹のアメゴを釣ることができました。
豊かな自然に囲まれたこの釣り場、実は、スノーピークとしては初めて運営する「管理釣り場」なんです。
全国で事業を展開する新潟県のアウトドアメーカー「スノーピーク」が、なぜ高知を初めての地に選んだのか?担当者に話を聞きました。
◆スノーピーク フライフィッシング事業部 永松悠佑 部長
「フライフィッシング事業が始まったということと、越知のキャンプ場のスタッフも中野川でフライフィッシングを楽しんでいたというところもあって、今回、フライフィッシング事業の商品の展開だけでなくて、体験できるフィールドの展開も提案していきたいということで。水とか、魚も多くいたので環境の良さというところはとても魅力的な場所だなと感じました」
「スノーピーク」は、2018年から越知町でキャンプ場の運営を始めたのを皮切りに、翌2019年に土佐清水市でキャンプ場をオープンしたほか、2024年には馬路村と連携協定を締結しました。
こうした高知との縁も地元との信頼関係の構築に繋がり、今回、漁協から委託者に選定されたということです。
◆スノーピーク フライフィッシング事業部 永松悠佑 部長
「越知町とか土佐清水のキャンプ場運営をやっていない状態で本川漁協と話しても、『どこの馬の骨かわからない』となったと思うんですけど、キャンプ場運営もしてるというところと、スタッフがフライフィッシング好きで中野川に行っていたというところから、信頼関係はできていったのかなと」
新潟の大手アウトドアメーカーが、800km以上離れた高知の地で始めた、管理釣り場。大手のブランド力などによる集客や、大手だからこそ提供できる新しい体験の形に、期待が膨らみます。
◆スノーピーク フライフィッシング事業部 永松悠佑 部長
「中国地方、関西からもぜひ足を運んでいただいて、盛り上げていただいたらいいなと思ってます。今までキャンプ場で1泊2日でキャンプ楽しんでいただいたお客様に、例えば金曜から入っていただいて2泊3日でキャンプも釣りも楽しんでいただけるような『周遊型の滞在』というのも提案していきたい」


コメント