10月8日、八郎潟町でバス釣りのイベントが開催された。全国から釣り人が40人以上集まり、思い思いにバス釣りを楽しんでいた。
イベントを運営しているのが、STAR TEEM COMPANY(スターティームカンパニー)の進藤偉美さんだ。進藤さんは、27年前に八郎潟町に会社を立ち上げた。
STAR TEEM COMPANY・進藤偉美さん:
「秋田県出身だが、千葉に住んでいたときに霞ヶ浦でバスボートに乗って釣りをしていた。八郎潟でもバスが釣れるが、当時(27年前)は店が少なかった。それなら秋田に戻って、バス釣り関係の仕事をしようと思った」
進藤さんは、町でバス釣りの楽しさを発信するフィールドスタッフとして活動している。
STAR TEEM COMPANY・進藤偉美さん:
「釣りをする人に正しい釣り方、最新の釣り方の情報提供をするのがフィールドスタッフの仕事。いちばん大事なのはモラル。『ごみを捨てない』など環境を守るリーダーとなって、地域を盛り上げていくこと」
毎週末に青森県弘前市から八郎潟町を訪れる渡辺健資さんは、進藤さんとともにフィールドスタッフとして活動している。
フィールドスタッフ・渡辺健資さん:
「小さい頃からバスボートに乗って釣りの仕事をするのが夢だったので、釣りの楽しさを子どもの世代に伝えていきたいと思う」
県外から大会に参加した釣り好きの男性らも、八郎潟町の環境に太鼓判を押す。
大会参加者:
「釣りを思う存分楽しめる醍醐味(だいごみ)が八郎潟にはあるので、私としては好きな場所。秋田に集まって釣りができる。みんなで話ができる。そんなコミュニティーがとても良いと思う」
誰もが楽しめるバス釣り。進藤さんの力なくしては成り立たない。
STAR TEEM COMPANY・進藤偉美さん:
「せっかくある湖なので、みんなが集まって楽しんでもらえるような環境をつくりたい。八郎潟町や周辺市町村に観光客がもっと集まってくると、昔のようなにぎわいが出て、町の人も喜ぶと思う」
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